明治末期、上方落語家の『二代目桂文之助』こと弊店『初代(創業者)』の遺言
『
それは、粋な心意気の分かるお客様が多くお越しいただけるよう努め、変わっても変わらない、田舎風のよさを残し、それでいてその時代のお客様の憩いの場となれるように・・・・・
日本古来の食材として親しまれてきた『わらび』。
それは、独特の力強い粘りがありながら、口の中に入れるととろけるようなまろやかでコシのある味わいと食感を作りだす。
そこに、ほんのりとニッキが香る伝統製法のわらびもち。
ニッキのやさしい香りとわらびもち、香ばしい京きな粉のハーモニー
『出会いもの』とはこのことなり
京きな粉は深煎りされることにより、香ばしく風味が増すとともに、ニッキの香るわらびもちのコシのある食感と相性がピッタリです。
わらびもちは、弾力と粘り、一見相反するものが共存?
力強い粘りとぷるぷる感、コシがあるけどまろやか。
それは、品質の安定した厳選素材の南九州産「本わらび粉」ならではのなせること。
伝統を受け継いでくれる材料です。
『甘酒』。初代が、『甘酒茶屋』として、創業以来受け継がれた手作りの伝統技法で、想いをこめた逸品です。
その甘酒とは、夏の飲み物。
夏バテする時期、食欲不振になるも体は栄養を欲しがります。
そんなとき、麹酵素により醸成される天然の麦芽糖、ぶどう糖、消化吸収がよく適度な糖分が体を癒します。
自然甘味、消化吸収の容易な栄養食品は、老若男女、
津々浦々時代に変わることなく愛されるロングセラー商品です。
創業当時も、清水寺、八坂神社等参拝客の体を一杯の甘酒が癒したことでしょう。
原材料は砂糖を使わずお米だけの純米酒。
しかし、酒とは書くが糖化発酵を経たところで止めるために、アルコール分は無し。
自然な甘味さは、離乳食としても赤ちゃん大喜び!
お米は、滋賀県産日本晴、粘り気は弱いが炊きあげると程良い硬さになるところがつぶつぶ感が命の甘酒にはもってこい!
作り手の想いをギュッと閉じ込めた『甘酒のもと』
濃縮なので、お客様の程良い加減でお好みに合わせて楽しんでいただけます。
あんみつ、ぜんざい、かき氷・・・ 甘味には欠かせない『小豆』
弊店の『小豆』は北海道産を使っています。
北海道地方は、大地が広大で昼夜の寒暖差が大きく、小豆の栽培には最適。そんな土地柄で育った大納言さんは甘味のあんこにもってこい。
ダイエット食品としても近年もてはやされる寒天。
天草から採れる寒天は、透き通ってプルンとした弾力感が命。
ツルっとのど越しもさわやかに、黒みつや抹茶みつ、小豆、白玉とも相性は抜群!
もち米を洗米した後、贅沢にも細かく挽く。
水にしたして沈澱したものを天日干し。
この手間暇が、キメの細かな舌触りをかもし出します。
弊店の白玉粉は、米どころ新潟産のもち米を使った厳選品。
抜群のモチモチ感とお米本来の甘み、ツルツルしたキメの細かさ。
あっさりと、でもしっかりと!
甘味の引立て役。